★働く方の立場に立って一緒に考え解決したいという思いを胸に活動してきました。
その内容を簡単に報告させていただきます。
1 会社訪問による「治療と仕事の両立支援」の広報活動と相談
◆ 訪問を受け入れてくださった事業所様へ厚くお礼申し上げます。
病気の治療を続けながらお仕事をされている社員様の実情や、職員の健康管理、
メンタルヘルス対策など、多岐にわたる内容のお話を聴かせていただきました。
その中でもメンタルヘルス不調により休業されている方のお話が多く、
担当されている方がとてもお悩みでした。
「治療と仕事の両立支援」という言葉は知ってはいるけれど、具体的な内容はわからないという
担当者様が多かったです。社員全員へのアプローチが必要だと痛感させられました。
2 健康講話(講話後に個別健康相談をセットで実施)
◆ それぞれの事業所様からの要望に応じたテーマで話をさせていただきました。
健康に関する内容をいろいろ組み合わせてというご依頼もありました。
業種は、建設、製造、電気、運送、福祉関係の事業所様です。
★ご依頼いただいたテーマ一例
治療と仕事の 両立支援とは |
腰痛予防(座ってできる体操の実技含む) | アルコールとの 上手な付き合い方 |
熱中症(熱中症で倒れたときの対処の実技含む) |
メンタルヘルス | メタボリックシンドローム | コレステロールの話 | 血圧の話 |
健康診断の結果の見方 | 免疫力の上げ方 | 動脈硬化の予防 | 働く女性の健康 |
3 健康診断後の個別健康相談の実施(50人未満の事業所)
◆ 地域産業保健センターの登録保健師さんが都合の悪いときや登録保健師がいない地域で
実施しました。健康診断の結果をもとに個別にお話をして、ご本人と共に改善策を考えました。
保健師としてもやりがいを感じる時間でした。
4 電話での相談
・治療をしながら働く方の悩みを聴いたうえでの改善策の提案
・両立支援の流れについてのご説明
・就労に対する主治医意見書の依頼方法、意見書を元にした両立支援プランの立て方、
についてのご説明など。
★最後に…今年度もすべての方々がいきいきと働くきっかけが作れる
支援活動ができたらよいと思っています。
産業保健専門職をどうぞ活用ください。